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写真活用術 > 写真活用術の介護予防

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介護予防とは何か?

一般的な「介護」の解釈は、『歳を取り、人の手を借りて生活している状態』の『人の手を借りて』を介護と思っている人が多いかと思います。
厚生労働省の『これからの介護予防』に於ける介護予防の理念を調べると、『介護予防は、高齢者が要介護状態となる事の予防又は要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止を目的として行うものである。』としています。又、『生活機能の低下した高齢者に対しては、リハビリテーションの理念を踏まえて、「心身機能」「活動」「参加」 のそれぞれの要素にバランスよく働きかけることが重要であり、単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すものではなく、日常生活の活動を高め家庭や社会への参加を促し、それによって一人ひとりの生きがいや自己実現のための取組を支援して、QOLの向上を目指すものである。』としています。※QOLとは、生活の質(quality of life)と言った意味です。

例で分かりやすく説明します。足がしっかりしていない状態だとして、未来予測を立てます。もし、転倒したら・・・骨折して・・・寝たきりとなる・・・そして、要介護になる。そうならない為に、転倒予防対策を考えます。それが、事前に体に良い栄養を摂取し運動する事によって、骨や筋力を作る。これが、心身機能の改善に当ります。そして、さらに厚生労働省は、「QOLの向上を目指すものである」と伝えています。そこには、「生きがい」や「自己実現のための取組」を支援してQOLの向上を目指しましょう。と言っています。つまり、生きがいとなる活動と社会参加をして下さいと言う事です。


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「写真を見る」介護予防

ある「写真を見る」と頭(脳)が活性化すると世界的な大学や研究機関等が発表しています。
感性を刺激するとドーパミンが放出され、短期記憶を司る脳内の海馬が育つとされており、これが、認知症予防の原理です。
つまり、興味ある「写真を見る」事は、頭(脳)に刺激を与える事となります。


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「写真を飾る」介護予防

QOL(生活の質)の向上を目的とした介護予防です。
自分で、いいと思う写真を何処に飾るか?によってQOLが変わります。自分の部屋に飾ると、自己満足(自己実現)となりますが、リビングや廊下等に飾れば、家族とのコミュニケーション(家族参加)となります。玄関に飾れば、お客様等との近隣社会との参加となり、さらに地域社会に飾れば、社会参加となります。又、社会貢献にも繋がって行く事でしょう。
どんな写真を何処に飾るか?によって、QOLが変わるのが「写真を飾る」介護予防です。


「写真を撮る」介護予防

日常生活の活動を高め、心身機能の維持・改善を図る介護予防です。
この介護予防のポイントは、外出し、写真を撮る目的を加える事で、頭と体を動かす、心身共に良い介護予防です。
花や風等で季節を感じ、街の変化でちょっとした事に気付く。それを写真に収める。素晴らしい活動と言えます。
又、その撮った写真をどう活用するか?で、この写真を撮る介護予防が完成します。本協議会、一番お奨めの介護予防です。




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